ひとりこごと

仕事帰りに毎日飲んでいる。
ちょっと後ろ髪引かれた一人呑みが日常化しているのはやばいのではないかと思う。
でも、今は、きっと一人で乗り越えなきゃならないのだと思う。

好きと依存は違う。
やっぱり私は陽だまりが欲しいだけなのかもしれない。

もう、やめよう、
今後こそ違う恋をしようと思ったが、
今回もそうかもしれないと気づいたとき、
ちょっと心が泣いた。
この寂しさとずっと付き合ってかなければならない。
底なし沼の寂しさを受け入れていかなければならないのだ。
そうしないと、相手が消えてしまう。
現実でもそうだけど、
心の中で相手のことを思う気持ちが消えてしまう。

わがままになったとき、ふと、立ち止まらなければならない。
寂しさに飲み込まれないように、
落ち着いて、深呼吸して、青空を見上げよう。

いつか、一人の人として、誰かを愛するようになりたい。
お互いを尊重できる人に出会いたい。
それまでは、静かに呑んでいよう。

よっぱらいのひとりこごと。